吐き気・嘔吐の症状 | つわり時期の症状と対策ガイド
もうすぐ出産を迎えます。私の場合、自分が妊娠したことを知ると同時につわりは始まりました。知ったから始まったのかと思うくらい、うれしいとしみじみ感じる間もなくあっという間に耐え忍ぶ毎日が始まりました。最初は気持ちが悪いながらも何とかフルーツや水分、パンやおにぎり(冷えた食べ物は可)などが少しは食べられました。つわりとはこんなものだと納得するもつかの間、本物のつわりは8週くらいから始まりました。「何がいけないの?」と胃に聞けるものなら聞いてみたいほど水を飲んでも吐く、挙句の果てには話をしようと口を開けただけでも吐く。気持ち悪い、吐く、と思ったときには吐いている、トイレに行こうとしてもたったの3メートル進めない。妊娠したことで、こんなに自分の体が変わってしまった ことが、今考えるとミラクルです。
十代のうつ病自殺
病院にも行きました。「赤ちゃんは元気なです。がんばってください。もうすぐ終わるからね」と医師に言われて、一時は納得するものの、こんな苦しくていいものなのか、私は終わるまで持つのだろうか、肌はがさがさになり、イメージとしてはふっくらしてくるはずの体ががりがりにやせ、立っていることもできないのに、これで我慢していて本当に赤ちゃんも私も大丈夫なんだろうか?
"ナタールうつ病を投稿する"
終わる、ということなんて考えられないくらい絶望していました。逃げられるものなら妊娠そのものから逃げてしまいたいと思いました。泣き叫ぶ気力もなくなった私を、夫は別の産婦人科へ連れて行ってくれました。「脱水症状になっていますね、すぐに点滴をしましょう。」なんとか針を入れて点滴が始まったとき、「助かった」と思いました。「いつでも入院できますよ」という医師の言葉に涙が流れました。自分がこんなにも追い込まれているとは、そのときには気がつかないものだったんですね。その日は家に帰りました。相変わらず気持ちも悪いし吐いてしまうことも変わりませんが、助けてもらえるところが見つかったことで心底ほっとしました。
くしゃみや妊娠
ずっと「吐く」ことに対して守りの姿勢だったのですが、少しだけ、吐いても大丈夫という気持ちが生まれてきて、レモンを入れた水を飲んだり、小さなゼリーを食べたりしてみました。不思議なことに、吐き気がおさまらなくても「食べたい」という気持ちが生まれてくるんですね。食べたいものがイメージとして浮かんできたんです。それはコンビニの梅おにぎり、海苔のぱりぱりした食感と冷たくなった固めのご飯がとてもおいしく思えました。全部は食べることができなかったけれど。それは18週に入った頃、それから日に日に症状は軽くなり、今でもまったくないといえませんが、「きたきた」と思ってやり過ごすことができます。ご飯も普通に食べることができます。
もしかしたら、自然におさまってくる時期だったのかも知れません。けれども、私にはやっぱり病院を変えたことが転機だったように思えるのです。「大丈夫」といってくれる医師は、動けないものにとってはまるで神様のようです。助けてもらえる安心感が、どれだけ精神的に自分を強くしたことか。そして連れて行ってくれた主人に心から感謝しています。早く赤ちゃんに会いたいです。先の見えなかったつわりの時期にくらべれば、その日までもうカウントダウン状態にあります。お産も先生を信頼しているので、何の心配もありません。赤ちゃん、どんなにかわいいかな。
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